2014年10月10日金曜日

有機食品がどこでも買えるということ



経堂ピーコックの有機コーナーby郡山

有機食品がどこでも買えるということ

郡山昌也さんのFacebookに触発されて有機食品の小売について

---------ここより引用-----------------------
経堂(小田急線)のピーコックに、突如「オーガニック・コーナー」が登場!統一されたライトグリーンにOrganicの文字がデザインされたパッケージの商品群で、PBなのか(親会社のイオンの)緑のトップバリューのサインも棚に出ていました。これは、全国的な動きなのでしょうか?僕が1998年にイギリスのエマーソンカレッジ(Emerson College)に最初の留学をした際に住んでいた、ロンドンから電車で1時間ほどのイーストグリンステッドという町にあった大手スーパーチェーンの「テスコ(Tesco)」で初めて見た光景を思い出して、思わず写真を撮ってしまいました。英国に遅れること16年。日本にもついにオーガニックの時代が来た?
            -----------引用ここまで--------------

この記事を読んだとき、日本ではどうだろうか、最近旅行したEUではどうだったかと、思った。

私の少ない経験から、ヨーロッパでは、有機生産物専門のスーパーマーケットもあるが、ごく普通のスーパーマーケットでも気軽に有機食品が買える


デンマークのスーパーマーケット
初めてデンマークのスーパーマーケットで「Bio」「エコロジー」と書いた野菜や乳製品、ワインなどを見たときは、感動したが、あちこち、どこでもあることがわかった。


広大なエコロジー(有機)野菜売り場
デンマーク
普通のマーケットの中の3つ並んだ
エコロジーの食品棚  デンマーク


今夏に行ったドイツでも、ちよっと寄ったフランスの牧場脇の小さなチーズ屋さんも有機だ。「ところでこのチーズの原料は?」と尋ねれば、「あそこ」と指差すその先に、牛たちが、草をはんでいる。つまり、牧草にも農薬は撒かず、化学肥料もやっていないということだ。
まぁ、日本でも同様のところもあるだろうが、まちのパン屋さんでも普通の商品に並んで、Bioのパンがあるし、専門店もある。あまりに普通で、写真を撮るのを忘れたくらいだ。
ドイツのミュンスターでは、日曜に市が立つが、そこにも当然Biotがある。
そこでドイツの一人暮らしの若者に、聞くと、「お金のあるときはBioね、ないときは普通の」との答え。やはり少し高いようだ。




山の中のチーズ屋さん
「AB」は、フランスの有機マーク ミュンスター

そこチーズの原料の牛
EUでは、10年経なければBioと言えない

観光地のお土産屋さんもBio フランス・アルサス地方
ミュンスターの日曜市有機野菜のテント ドイツ

同じく肉屋さん ドイツ

はちみつもBio  ドイツ

なぜヨーロッパではBio食品が、あれだけ気軽に買えるのか、なぜ日本では、コーナー(ほとんどが野菜だけの)ができても、いつの間に縮小し、特に葉菜類は、ほとんどなくなり、根菜など日持ちのするものになってしまうのか。なぜ、あっちの棚、こっちの棚に有機食品が分散されているのか。需要が確立するまでは、野菜だけでなく、調味料から加工品までの有機コーナーがあると利用しやすい(それが冒頭の写真のように、有機を集めてコーナになった)。売らんかなのやり方は嫌いだけど、提携できた野菜が切れたり、提携では来ないものを買おうとしても、普通の売り場の商品だと考えて、決心して買わなければならない。農薬情報が皆無だから……。見ていると、お店が本当に有機食品を売りたいのかどうかも、わからなくなってくる。

この経堂の写真を見ると、生鮮食品が見当たらない。ただ見えないだけか、扱いはべつの場所か気になるところだ。
このような売り場も経過観察が必要なのではないか。1年後に同じスペースが確保されているか、拡大したか、品揃えは増えたか……。
ただ、危惧されるのは、このように大手資本が入り、ブランド化したとき、規格品でないと流通が受け付けないということ。加工品ならまだいいが、フレッシュな農産物は、どうなるのだろうか。町の小さな有機の店も、最低限の規格を設けている。それに該当しなかった作物は、加工品に回したり、畑に戻したりしている。ある有機農家で、山積みされた規格外農産物を見て、複雑な気持ちになったことがあった。

流通が入ることで、たくさんの矛盾が出てくるだろう。しかし、これからは有機農産物の時代だと思っている。そのためにも、矛盾は少なくして、誰でも好きな時に欲しいモノが買える有機のマーケットが欲しい。もし、本当にTPPが施行されたら、多分消費者が市場を育てていかなければ、満足のいく品は手に入らなくなるのだと思う。

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